イギリス

ロンドンからブライトンまでの80kmを散歩してみて人生観が変わった話

りょう
りょう
こんにちは。りょうです(@JapalithBlog

先日僕が住んでいるロンドンからブライトンまで歩いて行ってきました。

普段から運動をあまりしていなかったため今回の旅は身体的、精神的に苦しくて辛すぎました。
実際に今回の旅の代償は大きく、帰宅して2週間は足を痛めてしまいまともに歩くこともできませんでした。その後は体調を崩しベッドに寝込むほどにまで陥ってしまったのです。

留学生A
留学生A
よほど普段から運動してなかったんだな、、、
りょう
りょう
そうそう。これがリアル。
留学生A
留学生A
アホなん?
りょう
りょう
まぁまぁそんなこと言わないで。最後まで聞いて行ってよ。
これには僕なりの理由があってのことなんだ。

理由がどうあれこの旅で僕は確実に人生観が変わりました。
今回の記事は旅の途中で出会った素敵なもの、出会いたくなかった出来事そして旅の終着地点で僕を待ち受けていたものなどについて日記を書くような気持ちでここに書き記しておこうと思います。

ロンドンからブライトンへの行き方

電車での行き方

ブライトンへの一番簡単な行き方が電車です。
片道たったの1時間で値段もお手頃ですがTrainline  というアプリを使ってチケットを予約すればさらにお得にチケットを買えちゃうのでオススメです。

乗車する時間帯によっては普段£20くらいのチケットが£5になったり

バスでの行き方

バスで行く方法もあることはあるのですが値段が電車と比べて安いわけでもなく時間も電車の2倍以上かかってしまうのでバスはオススメしません。

車や自転車もあり

車や自転車で行くのもいいですね。イギリスのリゾート地を車や自転車で駆け抜けるのはさぞかし気持ちいでしょう。

ロンドンからは車で2時間かかるので電車よりはやはり時間がかかってしまいますがドライブ好きの方にはオススメ

ブライトンまで歩こうと思った理由

バンクホリデーというイギリスの祝日であったその日と合わせて3連休だった僕はせっかくだからどこかへ行きたいと思いつつもなかなか重い腰をあげることができないままでいました。

窓から外を伺うとそれはそれはとても良い天気だったのでこれは前からずっと行ってみたかったブライトンにでも行ってみようかと思言ったわけです。
しかしどうやら調べるとロンドンからブライトンまでは電車で1時間でついてしまうとのこと。
それじゃなんだか味気ない、どうせ絶景の景色を見るならもっと時間をかけて苦労してから見たいと思った僕はロンドンから歩いて行くことに決めました。

開始から2時間。早くも帰宅の準備

さて始まったブライトンまでぶらり旅。序盤は街中に建てられている像などを撮りながら楽しく散歩をしていたのですが

遅めのスタートを切った僕。開始から2時間にして周りは暗くなってきており疲れ始め、早々に帰宅するためのバスを検索し始めたのでした。

しかしすでに2時間歩いてるんだ。ここで引き返すものか。ということでなんとかそのまま歩を進めることができたというわけです。

深い森と死ぬ覚悟

深い森に迷い込んで行き、しまいには死の覚悟も、、、

動物の死骸

森へ一歩足を踏み入れるとまず目に入るのは鳥や鹿の死骸たち。疲れや眠気、それに恐怖などが相まってどうしても僕はその動物の死骸と自分を重ね合わせずにはいられませんでした。
このまま森を突き進んでいって挙げ句の果てにはこの鹿たちのような姿になってしまうんではなかろうか、、、その恐怖を覚えながらもただ闇雲に歩き続けます。

人種差別を受けました

森をひたすら歩いていると時たま視界が一気に広がり不気味だった木々が消え草原のみが広がる場所に出ることがあります。その中でもごく稀に小さな小さな村があったりするんですが僕はここで人種差別を受けました。

正確にはアジア人だからという理由でからかわれたのです。
背後からゆっくりと車が僕の元へ近づいてきました。
僕は足を引きづりながら歩くほどに疲れていたので僕は背後の車にすら気づいていなかったように思います。

すると突如彼らは僕の耳元で大声をあげてとてつもなく驚いた僕の顔を見て笑いながらさっていくのです。
その時僕は極度の疲労に晒されていたのであまり感情があらぶることはなく、ただただ悲しいと感じました。
肌の色や宗教が違うだけでどうしてそうなるんだと。

僕がオックスフォードやロンドンに住んでいた時はこのようなこと一度もなかったので本当に驚きました。
僕の住んでいたこの2都市は外国人が多いのでそういった人種差別などはあまりないのですがやはり田舎などイギリス人しかいないような地域に行くとどうしても人種差別はあるんだなと思います。

日没まであと1時間!!間に合わなければ”死”

日没20時まであと1時間というところまできました。それまでに森を抜けなければ真っ暗闇の中いつ車がやってきて轢かれてもおかしくないという状況になってしまうのです。

急がなきゃ!引きずってボロボロだった足で力を振り絞って走りました。人間て不思議なもんで死の恐怖を感じると『今までどこに隠れてたん?』ってくらいの力を発揮しますからね。

走って、走って、走って。

それでも結局日没までに森を抜ける事が出来ず、、、

死を覚悟した午後11時

森を彷徨う事3時間いつ車に轢かれてもおかしくない状況。懸命にスマートフォンのライトをつけて車に自分の存在を知らせる。

車の音がすればなんとか轢かれないように避ける

持っていた水もなくなり喉はカラカラ体も心ももう限界。

”あ、俺死ぬんだ。”

本気で死を覚悟した午後11時

狂人物語

歩いていくと第一目的地として設定していたサセックス大学と書かれた門が。
マップをみるとまだまだ大学は先にあるはずなのにおかしいなとは思いつつもその門をくぐるとなんとそこには超急勾配な山壁が。

1度死を覚悟した事で正常な精神状態ではない僕。絶対に幽霊かホームレスのようなものに襲われて死んでしまう。怖い怖い怖い怖い。ボロボロな体で急勾配な山を登のがキツ過ぎて出る汗と怖くて出ている冷や汗、それに涙で顔はもうドロドロ。感情が複雑に混ざり合ってドーパミンドバドバ。あの時の僕はまるで別人だったように思う。

終着地点

第一目的地であったサセックス大学に到着し一息つくも極度の疲れと足がもうほとんど機能していなかったことから大学を見て回るのは断念。
そもそも到着したのがだいたい深夜の2時頃だったので見れる物も限られていた。

それからブライトンまで行き日の出とともに絶景のブライトンビーチを眺めるのだった。

ブライトンのビーチは砂浜ではなく石であるが構わず爆睡。
もちろん泳いだりこれ以上あることはできなかったので軽くブライトン周辺を周り食事をして帰路に着いた

旅を終えてみて

りょう
りょう
まず一言言いたいのは「足痛すぎ」

生きてることが奇跡だよ本当に。
みんなにありがとうと伝えたい。

死ぬこと受け入れた極限状態の時に人は何を思うのか?
僕の場合は今すぐにでも日本に帰って母親に泣きつきたいでした(笑)

以下僕がブライトンに向かう最中に思ったこと

今回の過酷な旅ではいろんなことを考えさせられる時間があった。

歩くのはとても良い。
足を動かし続け、正しい方向を向けば必ず目的地にたどり着くのだから。

人生もこれとなんら変わりないと僕は思う。

どれだけ実現不可能のように思われる目的を抱いたとしてもそれを達成するために行動し続ければ目的達成は必ず出来るはずなんだ

けれど多くの人はそれが出来ない。歩き続けることが出来ないんだ。

途中で目的を失ってしまったり。目的から逃げることで得られる短期的な快楽の道にそれてしまったり。

1番大変なのは自分のゴールがどこなのか分からないまま歩き続けること。

これじゃあ永遠に満足のいくゴールには辿り着けないしゴールがないのだからすぐにその場しのぎの快楽の道へ進んでしまうだろう。

ただでさえゴールに到達できるのはそのゴールのために地道に努力した人たちだけだと言うのにゴールも設定せずにただ闇雲に歩いてるだけの人が偶然そのゴールにたどり着くことなんてないんだ。

人生を豊かにするためにはなんらかのゴールを設定しなくちゃいけない。

大衆からすればとてつもなく遠くにあるゴールに感じるものだとしても正しい方向、正しい方法で歩み続けていればゴールにたどり着くのはそれほど難しいことではないのかもしれない。

次回:イギリスからフランスまで泳いでみた

3〜5年後を目標にまじでやる気でいます。
現在すでにトレーニング中です。

それでは!

りょう
りょう
ここまで読んでいただきありがとうございました! 留学に関しての質問相談はtwitterのDMで受け付けています。 僕のTwitterアカウントはこちら。(りょう@留学応援団) それではまた次回お会いしましょう!